JavaScriptのイベント
目次
・JavaScriptにおけるイベントとは?
・イベント発火の種類
・addEventListener の使い方
JavaScriptにおけるイベントとは?
一言でいうと、HTMLに対して行われた処理の要求のこと。
例えば次のようなことが挙げられる。
・ユーザーが要素の上にマウスカーソルを乗せた
・ユーザーがブラウザ上のボタンをクリックした
・テキストフィールドでキー入力をした
そして、これらのイベントを認識してJavaScriptのコードが動き出すことを
「イベント発火」といいます。
イベント発火の種類
イベント発火は種類が豊富ですが、代表的なものとして以下のようなことが挙げられる
■loadイベント・・・ページ全体が全て読み込まれた後に、イベント発火する
■clickイベント・・・指定された要素がクリックされた時に、イベント発火する
■mouseoverイベント・・・マウスカーソルが指定された要素上に乗った時に、イベントが発火する
■mouseoutイベント・・・マウスカーソルが指定された要素上から外れた時に、イベントが発火する
その他、イベントの種類については以下を参照してください。
※また、イベントを発火させるためには「 addEventListener 」というメソッドを使う必要があります。
addEventListener の使い方
addEvevtListenerは以下のように使用する
例
要素.addEventListener('イベント名', 関数)
実例
window.addEventListener('load', function(){ const pullDownButton = document.getElementById("lists") pullDownButton.addEventListener('mouseover', function(){ console.log("mouseover OK") }) })
解説
1行目で、windowオブジェクトにaddEventListenerメソッドを使いイベント発火を宣言
その内容は、イベントの種類「 load 」なので、ページ全体が読み込まれた後にイベント発火するようにしている。
functionで関数を定義し、3行目で「 pullDownButton 」変数を定義。
代入する値は、ドキュメントオブジェクトのID”lists”
5行目で、宣言した「 pullDownButton 」に「 addEventListenerメソッド 」を使い2つ目のイベント発火を宣言している。内容は、マウスカーソルが指定した要素に乗った時に、コンソールに「 mouseover OK 」を表示させると言うもの。